金利の基本

2017年12月20日

お金と電卓

金利といえば・・・よく定期預金のキャンペーンで「夏の金利◯%!」とかみかけますが、実際の所何なのでしょうか?

金利について詳しく調べてみました。

そもそも金利とは

金利とは、お金の賃借料(利子・利息)の事です。
また、お金を借りた時に支払う利子を計算する時に使う、
元金・元本に対する割合(利率)という意味もあります。

ほとんどの場合、金利といえば利率をさしてつかいます。

例えば1年間の金利が15%で、10万円借りた場合、

10万円×15%=1万5,000円 となるので、

1年で15,000円の利子を支払わなければいけない、という事になります。

借りる金利と貸す金利

金利は大きく分けて2種類あります。
2種類の金利とは、お金を借りて支払う金利と、お金を貸して(預けて)受け取る金利です。

借りる金利

住宅ローンやキャッシングなどが「借りる金利」に当てはまります。

お金を借りる時に支払う賃借料を「金利◯%」という風に表示されますが、
これは元金(借りた金額)に対する割合の事です。

例えば、元金100万円に対して、賃借料が年間2万円だった場合、
金利は2%だという事になります。

2万円 ÷ 100万円 × 100 = 金利2%

貸す金利

普通預金や定期預金などが「貸す金利」に当てはまります。
銀行にお金を預けるという事は、銀行にお金を貸している事と同じです。

銀行はわたしたちから預かったお金を、
企業など他のだれかに貸したり、運用したりして利益を得ています。

例えば、金利1%の1年ものの定期預金に100万円を預けた場合、
利息は10,000円という事になります。

100万円  × 金利1%(0.01) = 1万円

預入から1年後の満期には、101万円が受け取れるという事になります。