非課税所得の種類

2018年1月13日

電卓

非課税所得とは

所得税がかからない所得の事を「非課税所得」といいます。

非課税所得は所得として所得として申告する必要が無く、
所得税がかからないのはもちろん、住民税もかかりません。

非課税所得を間違って申告してしまうと損なので、
どんな所得が非課税所得にあたるのかをチェックしておきましょう。

主な非課税所得の一覧

遺族年金

遺族年金とは、年金加入者が亡くなった際に、その遺族に給付される年金の事です。

老後に受け取れる老齢年金は雑所得になり、課税対象になりますが、
例えば旦那様が無くなって、遺族年金を受け取る遺族年金の場合、非課税所得になるので、
確定申告をする必要はありません。

給与所得者の旅費

出張手当や転職の引っ越し資金を会社から支給されても所得税はかかりません。

給与所得者の通勤手当

交通機関を利用した場合、1ヶ月10万円までは非課税です。

生活用動産の譲渡

服や家具、電化製品などの自分の生活用品を売った時の所得は非課税です。
ただし、せどりなど、販売目的で仕入れた物をオークションなどで売った場合、課税対象になります。

また、1個又は1組の価額が30万円を超える
貴金属や宝石・書画・骨とうなどを売った場合は、譲渡所得として課税されます。

学資金

仕事で必要な資格を取るために会社から支給された学資金は所得税はかかりません。

損害保険金

事故や火災などの損害保険金・賠償金・慰謝料・見舞金は非課税です。
ただし、死亡保険金については、相続税や贈与税として課税されます。

香典・お見舞金

失業手当て

生活保護

介護保険・健康保険の給付

病気や怪我で長期的に会社を休む事になった時に、
健康保険から受け取れる「傷病手当金」は非課税です。